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2012年10月15日

チューンをする上で大切な事

えー私もチューンをしますが、まずは素の状態で撃ってみるから始まり、弾道、作動性等をチェックします。

マルイだと箱出しでガツガツ当たるのでチャンバーとバレルの清掃をしてからホップ調整程度で済みます。

厄介なのは海外製のgunですね。
イノカツを例に取るなら、ホップチャンバーの突き出し量は国産のそれを遥かに上回ります。

また、バッファースプリングなどは驚くほどハイレートです。

これらは海外の使用条件に合わせてあるからです。つまり高圧ガスと重量弾の組み合わせに対応しているからです。
そのため、日本バージョンとして販売されている物は一部メーカーを除き初速を落とすデチューンしか行っておらず、箱出しで作動させるのは厳しい物があります。
そのため、国産ガスに対応すべく調整を行います。

さて、ここで一つの問題があります。
全てを満足させる性能を引き出すのはほぼ不可能と言っていいでしょう。
じゃあどうすればいいのか?

それは、自分がどのようなシチュエーションで使うのか?
これに尽きると思います。
自分の求めるものを正確に理解しどこに妥協点を求めるかを探る方向でチューンを行えばいいと思います。

ところが中にはチューンしないと全く使えないと信じて止まない新人シューターがいます。

例えばマルイのVSR箱出しでスコープ載せただけ仕様を持ってきて撃ってる様子を見てみると、弾が曲がる、ホップがばらつく、前々当たらない。で彼が真っ先に疑うのは銃、そして光学機器、そして弾です。

じつは疑うべきは他にあります。
射手の技量です。

しっかり銃を保持しているか、トリガーを引いた瞬間の銃口のむきは、
フォロースルーは適切か?

マルイの箱出しで当たらないと言ってるのは銃が悪いんじゃなく腕が悪いんです。

つまり射撃の基本が出来ていないって事です。

チューンする前に、自分のフォーム、据銃の安定度、トリガーを引き絞った際の銃口の向き、つまりフォロースルーを考えて撃ち込んで下さい。それで一定の結果がでで射手の技量では補えない部分を詰めていく。
これがチューンです。


私の場合真っ先に疑うのは自分の腕です。上記の事を考えつつ悪い所を潰していき、技量だけで補えない部分をチューンします。

まあ、その他にも色々ありますが、
当たらないのは銃じゃない自分が当てられないんだ!

と思って出発点にすれば自ずとやるべき事が見えてきます。

自分が使えるお金を有効に使うためにも是非とも視点をかえるとよいのでは無いでしょうか。
無駄を無くすのも本物のチューンと言えます。

こんな駄文でも誰かのお役にたてたら幸いです。





Posted by 道産子  at 02:16 │Comments(6)

COMMENT
まず、射手の技量を疑え。
素晴らしい言葉です。
エアガンを買って、フィールドに行けば、バンバンヒットが取れると思ってるんですよね。
だから、当たってんだろ!と騒ぎ出す。
通りすがりに失礼しました。
さて、サバゲ行ってこようw
Posted by おはようございます。 at 2012年10月15日 06:17
コメ有難うございます!

まあ、マルイの箱出しで当たらない銃ってほとんど無いですよね。
ならば当たらないのはヒューマンエラーでしかない。
そう考えれば全て辻褄が合うんですよ。
あとは使用目的のはっきりしないチューンも改悪でしかならなくなりますよね。
いくら高いパーツを組み込んでも使用目的に合致しなければただの無駄ですからね。
まずは自分のスタイルを確立してから明確な方向性を持ってチューンを始めるべきですよね。
Posted by 道産子道産子 at 2012年10月15日 16:34
おおっ~! 射撃時のフォロースルーにまで言及するとはさすがです!

スポーツ全般においてフォロースルーって超重要ですよね!

Take.Rのビリヤードは…  フォロースルーが…  orz

球撞き、誘われてたの忘れてました(笑)  近々行きましょう!
Posted by Take.RTake.R at 2012年10月15日 16:55
タケさんこんばんわ!
フォロースルーの重要さに目覚めたのはビリヤードを始めてからですね。
射撃とビリヤードは相通ずるものがありますよね!
Posted by 道産子道産子 at 2012年10月15日 17:20
>これらは海外の使用条件に合わせてあるからです。
し、、、知らなかった!!
つか、、私、、BB弾入れないからOK? (笑)

>こんな駄文でも誰かのお役にたてたら幸いです。
凄いです。
経験に裏づけされた内容で、、、
お座敷空撃ち専門の私が思わず読みいってしまいました!
Posted by 塔四郎塔四郎 at 2012年10月15日 21:18
師匠!お褒めにあずかり光栄です!

私なんぞまだまだですよ。
知らない事だらけなんですから。

でもブログを通じて多くの方と情報を共有できるのは素晴らしいと思います。

改めて読み返すと結構上から目線な部分も有りますし、まだまだ勉強しないとです!
Posted by 道産子道産子 at 2012年10月15日 23:27
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